国連英検について

国連英検(正式名称:国際連合公用語英語検定試験)というものがあることは前々から知っていたが、自分の周りに受けたことがあるという人は皆無であった。工業英検を受けようと思い立った頃、物の試しに国連英検も受けてみようと思った。英検は受験者数は多いがほぼ日本人のみが受けるものであるのに対して、国連英検はグローバルな響きがして、きっと日本以外の国ではもっと人気があるのだろうと思っていた。なので、実際には、日本でしか実施されていないことを知った時は驚いた。ただし、国連で本気で働こうという気のある人は頑張って特A級を取得しておくと有利である。

最初はE級から受けて、いくら勉強しても受かるかどうか分からない難関の特A級までの全ての級に順番に合格していくことを目指すことにしたが、何も対策を講じなくても合格するのが容易と思われるE級を受けるのに意味は無いと思い直し、少しは準備が必要であろうと思われたC級から受けることにした。

三修社から出ている過去問集や指定図書「わかりやすい国連の活動と世界」などを買って備え、2013年の夏にC級、秋にB級に合格した。その次はA級となるのだが、A級は英検1級と同等のレベルということなので少し間を置いて英語力がもっと向上してから受けることにした。

そして時は流れ、2016年。酔った勢いか何かで秋に実施される試験のA級受験に申し込んでしまった。問題1の対策だけはしっかりやって実際にそこは全問正解だったのだが、他のパートは全く対策を行わず、設問の形式だけを理解して臨む結果となった。実際に受けてみると、難しく感じ、特に最後のエッセイは時間も残っておらず何とか0点を免れ2点を取るだけに留まった。返された結果は総合64点。合格点の66点までたったの2点差であった。実はエッセイ以外の部分は自己採点で62点と判明しており、ひょっとしたらこの一次試験に合格するかもと思い、2次試験の対策をどうしたらよいか悩んだり、国際問題に絡む文章が載っているニュースダイジェスト本などを買ったりしていたが無駄となってしまった。

2017年。5月に実施される国連英検のA級に申し込んだ。今度は少なくとも1次試験には合格するぞ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です