「第219回TOEIC L&Rに向けて」で書いたように、2017年4月9日に数年ぶりにTOEIC L&Rを受けた。
いつもは会場として横浜を選ぶのだが、今回は気分を変えて東京を選んだところ、東京工科大学 蒲田キャンパスとなった。近くのココ壱番屋でカレーにウインナーをトッピングとして追加したものを食べ、雨の中初めての会場へ向かった。入り口付近に来ると何体か彫像が並んでいて、特徴的に思えた。建物がまだ新しく綺麗だ。
指定された部屋に入ると、机と椅子が一体となった、初めて見るものだった。テストの説明が始まる頃、周りを見回してみるとかなり空席が目立つ。きちんと数えたわけではないが、3割くらいだろうか。こんな高い欠席率は初めてだ。少し気になったが、説明が始まり、続いて問題冊子が配られると、あとはひたすら問題を解くだけだ。
LISTENING TESTが始まって”PART 1″の説明がされている時間を利用して、READING TESTの最初の問題(PART 5)の101から出来るだけ解く。また、”PART 1″が終わって”PART 2″の説明がされている時間も同様にしてPART 5の続きから1,2問解く。これは昔使ったTOEIC(L&R)の対策本に書かれていたテクニックで、恐らく多くの受験生がこのようにして時間を有効利用していると思われる。せこい手であるが、これでPART 5の数問を解き終えることが出来るので、LISTENING TESTが始まってから特にPART 7に割くことの出来る時間を増やせるので有効である。
さて、形式が変わったということもあって、今回はこれまでとは違う解き方を試してみた。
PART 3,4:会話文が始まる前に問題文とその回答にザッと目を通しておき、会話文を聞きながら問題文や答えを見て回答する。
->会話文が始まる前に問題文のみ(図表がある場合にはそれも)に目を通しておき、会話文が終わってから記憶を頼りに問題を解いていく。
というのは、新形式では会話の流れや全体としての意味をとらえていないと解けない問題が出題されるようになったということと、以前に比べて自分のリテンション力が上がっていると思ったからである。
PART 7:本文を読む前に問題文とその回答にザッと目を通しておき、本文を読みながら問題文や答えを見て回答する。
->本文を読む前に問題文のみにザッと目を通しておき、本文を読み終わった後で記憶を頼りに問題を解いていく。
これも特にトリプルパッセージにおいては全体がとらえられていないと回答するのが難しい問題があるのと、自分のリテンション力のためである。
実は前日に「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」のPractice Test 1をこの解き方でやり、時間が足りなくて5分延長してしまったのではあるが、
LISTENING TESTで95%, READING TESTで87%の正解率であったので少しは自信を持って臨んだのであった。
が、当日は全体的にもっと難しく感じ、PART 7を解いている間に時間不足となり、「これはいかんなあ。」と不本意ながら冴えない勘で8問ほどマークシートを塗りつぶすこととなった。
これまでにTOEIC(L&R)を何回も受けて来たが、時間が足りたのは1回だけなので、何とかこれを打破しないといけない。
公式な結果が郵送される前にオンラインで結果が見られるので、e-mailでその通知を受け取って見てみると、L:430 R:415 Total:845。
うう、900点近い点数を予想していたのでちょっとガッカリ。まあ、でもこれを受け止めるしかあるまい。その間に第221回TOEIC L&Rの受験申し込みを済ませていたので、次回に挽回するしかない。
この点数でも、TOEIC(L&R)を受け始めた頃には想像もつかないような高得点であるし、ずーっと右肩上がりではなく、上昇と下降を繰り返しながら伸びて来たのだ。
待ってろよ、第221回TOEIC L&R!
コメントを残す