2017年度第1回国連英検1次試験を終えて

予定通りに5月28日に2017年度第1回国連英検A級1次試験を受けてきた。個人的な感覚では、難しさは昨年の秋のと同程度、全てを制限時間内に普通に解き終えることが出来るのはかなりの実力者でないと困難であろう。
最後のエッセイを解くための時間は15分ほどあったので、前回と比べれば10分以上は時間を残せたのだが、この時間で的を外すことなく指定字数を満たすように仕上げることは出来なかった。

試験終了後、ひょっとしたら前回よりも点数が下がるかも知れないと思ったが、この予想は当たってしまった。
6月1日にWEBで正解が発表されたのだが、80点中55点。エッセイの正解は未発表であるが、自己採点では、20点中の4点。つまり、合計59点。
昨秋は64点だったので5点下がったことになる。最近の合格最低点は落ち着いているので、不合格通知が送られてくるのはほぼ間違いない。
残念であるが、結果は冷静に受け止め、精進するしかない。ここで引き下がるわけにはいかない。

次の第2回国連英検までかなり間が空くので、国連英検A級のための特別な対策はしばらく行わず、TOEICや第2回英検の準備に重点を移すことにした。特に英検1級は初受験となるので、ある意味楽しみであり、国連英検A級との難易度比較もすることが出来るのもそれに色を付けている。
英検1級のための対策は、単語集と、国連英検A級1次試験のエッセイ対策に「英検1級 英作文問題完全制覇」を部分的に使っただけなので、既に買い込んであるその他の参考書や問題集に手を出せるのも嬉しい。

ただし、今のうちに大事なことをやっておかなくてはならない。
それは、今回の試験問題の復習である。国連英検の問題冊子は持ち帰ることが出来るので、回答をマークしておけばどこが不正解だったか分かるし、知らない単語の意味や文法事項を調べたりなどすれば、試験問題全体を自分のものとすることが出来る。
もちろん、これが次回の国連英検に直接役立つかどうかは分からない。ひょっとしたら、ごく一部の単語が登場するかも知れないが、こういうわずかな可能性も無視してはいけない。英検に出るかも知れないし、TOEFLに出るかも知れない。
また、私たちのほとんどは試験のために英語を勉強しているわけではないはず。試験に出なくても英語力向上につながるのは間違いないのだから。勉強して損することはない。

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