工業英検について

数年前、会社員を辞めた後の収入をどうするかを少し考えたことがあり、英語力を伸ばして翻訳で稼ぐことを思い付いた。大学での専攻は機械工学であり、その後はIT業界で生きて来たこともあって、技術系英文翻訳者の登竜門と言われている工業英検1級を取得することを決意した。ただし、それまで工業英語を意識して勉強したことなど全く無かったので、Amazonで過去問や参考書を入手し、4級から受けることにした。技術用語は出るものの、4級で出題される英文はかなり平易であって選択式問題ばかりなので3級から受けても良かったのだが、4級から1級までの全ての合格証を手に入れようというくだらない考えもあったのだ。

4級対策はかなり真面目に行い、過去問10回分も解いて本試験に臨んだところ、自己採点ではあるが満点が取れた。ただし、これによって次の3級対策は少し手を抜いてしまい、試験直後には合格は間違いないと思ったが、点数は下がった。その次の2級からは辞書2冊持ち込み可能となるのだが、これは難易度が上がることを意味する。実際、2級の試験ではまとまった長さの英訳・和訳問題が出され、試験直後は合格の自信はあまり持てなかった。だが、何とか合格。2013年内に4級・3級・2級と3連勝したところで一旦休止。と言うのは、工業英検1級は英検1級よりも合格が難しいとされているからだ。その時は英検準1級には合格していたが、英検1級に合格してから工業英検1級を受けると決めた。今は工業英検対策は全く行っていないが、近い将来再開したいものである。

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